Keynoteでスライドムービー2(修正)
Keynoteでスライドムービー2(修正)
前回作ったものを修正してみた。
音楽入り(FreePlayMusicのものを使用)なので音量に注意の事。ムービーは6.6MBあるのでこちらも注意。
4月27日に作ったKeynoteスライドムービーだが、修正してみた。
今回のポイントは背景画像にテキストエフェクトを重ねる。以前より効果的に音楽にあわせてスライドを切り替えたり画像を動かすというところ。
前回、「マルチディスプレイじゃ無いと実際にどれくらいの時間が掛かるのか分からない」と書いた。
Keynote2でスライドショームービーを作る場合、画像やテキストをセットして、それにトランジションエフェクトやビルドエフェクトを付けていく。各エフェクトの設定時に継続時間や自動設定をしていくのだが、作っている間は何とかどのくらいの時間を使ったかわかるものの、ちょっと時間が空くと全体の音楽の長さのどの程度まで映像を作ったかプレビューしないと分からない。(編集画面にもタイマー表示機能があれば良いのだ)
で、このプレビュー(というかKeynote的にはプレゼンテーションの自動再生だが)は、ビルドが重なるとどうしても処理が重くなり、音楽を再生しながら再生すると音が途切れたりして音とビルドのタイミングのズレが分かりにくく、
ムービーに出力した時にズレている事に気づいたりする。
これについては、一時的にスライドサイズを小さくする事で問題が無くなった。
つまり、プレビューする時だけ、サイズを320×240にして再生しタイミング等をチェック、最終出力時は元々設定した画面サイズに戻して出力すれば良いということだ。
もう一つムービーの出力方法ごとの工夫だが、「対話型スライドショー」だと、各スライド毎にチャプターが入って飛ばしてみる事が出来るムービーが出来上がる。ただ、出力しただけだと音と映像のタイミングが微妙にズレてしまう。この場合は、作成されたムービーをQuickTimeの編集メニューでコピーし、出力時に同時に作成される音楽のみのムービーを開いてトラックを全て選択し、同じく編集メニューの「拡大/縮小して追加」でペーストしてあげるとちょうど良いタイミングになる。
チャプターがいらない場合は、「自動再生ムービー」を使う。この場合は「スライド再生時間」「ビルド継続時間」を空欄にしておく。ここを空欄にしておけば出力されるムービーはビルドやトランジションに設定した時間でエフェクトが掛かったものになる。空欄にしておかないとスライドが切り替わる毎に「スライド再生時間」分スライドが表示され、その後で「ビルド継続時間」分、ビルドで設定したエフェクトが再生される事になり、音楽のタイミングとは全くズレたものになる。ちなみにこの場合も音楽のファイルに「拡大/縮小して追加」でムービーをペーストする必要がある。
ちなみに今回載せるムービーは「自動再生ムービー」形式で作ったもの。
出力方法については、作成するムービーの性格によって面白い使い方ができそうだ。
しかも、Keynoteのプレゼンファイルはちょっと手を加えれば、エフェクトはそのままで写真の入れ替えが出来る。
一回、エフェクトのセットを作ってしまえば、バリエーションを作る事は簡単なのである。
日々雑感
2005年5月2日月曜日